軍用地とは

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軍用地とは米軍基地および自衛隊施設のことを指します。
これらのほとんどは国が個人の土地を強制的に借地しています。現在、借地料は沖縄県全体で年間約900億円を
地主(土地所有者)に支払っており、その額は年々少しずつふくらみ続けています。

年間借地料

借地料の目安となる土地1㎡あたりの借地単価は毎年、
国と沖縄県軍用地地主連合会との間で交渉が行われ、その結果、
翌年分の借地単価(1㎡あたりの値上がり金額)が決まります。
借地単価に土地面積をかけたものが年間借地料です。

1㎡ の借地単価 1,500円×土地面積 100㎡
=年間借地料(収入)150,000円

売買価格

軍用地の価格は、通常の土地売買のように
「坪単価×坪数」ではなく「年間借地料×倍率」で算出されます。
一般的には変換の見込みの少ない地域では高く、
変換が予定されている地域では安くなります。

1㎡ の借地単価 1,500円×倍率 50倍
=売買価格 7,500,000円

軍用地 6つのメリット

  • メリット 1
    手間やわずらわしさがありません

    アパート経営のような空室リスク、修繕の手間や出費がなく、国(防衛施設局)が借主なので賃料滞納のリスクもありません。

  • メリット 2
    借地料の値上がり

    軍用地の借地料は毎年値上がりしております。所有を続けることで将来の収入の増加も見込めます。

  • メリット 3
    現金化が早い

    安定的な収益が期待できる軍用地は他の不動産投資物件と比べても人気があります。売りに出した場合、買い手が見つかるのが早い場合が多く、不動産業者が購入する場合もあります。

  • メリット 4
    分筆可能で柔軟性がある

    一般の土地と同じく分筆が可能なので状況に応じて分筆して売却、相続、担保物件として多目的に活用できます。

  • メリット 5
    低コストの維持管理

    軍用地は借地ということから固定資産税評価額が低いので、固定資産税が一般的な土地と比べると安くなっております。

  • メリット 6
    相続税対策としても有効

    軍用地は相続財産評価額が低いです。さらに国の借地権がついているため評価額から約40%マイナスされます。